更新手続き

 大腸CT専門技師は、臨床現場における大腸CT検査の質の担保、および普及を推進する役割を担う存在です。大腸CT検査は発展途上の検査であることもあり、今後の進化に柔軟に対応していく必要があります。
 そこで、本機構では認定期間を5年間と定め、期間満了時には、本機構主催の更新講習会の受講と確認試験の合格をもって認定を更新することができます。

 

更新の流れ

認定更新期間(認定後5年目の1年間)に該当する大腸CT専門技師が対象

1. 必要単位(30単位)と解析数(20症例)の確認
2. 更新講習会の申し込み
3. 必要書類の提出
4. 更新講習会受講・確認試験受験
5. 更新審査
6. 認定証の発行


更新条件

大腸CT専門技師の認定期間は5年間となります。

  1. 更新申請時において、大腸CT専門技師であること。
  2. 大腸CT専門技師更新講習会を受講、かつ確認試験の合格者であること。
  3. 所定症例数の大腸解析を終えた者。
  4. 所定の更新認定料を納めた者。

更新の条件(単位)

更新申請に必要な単位数(5年間で30単位以上)
日本消化管CT技術学会主催の学術集会、セミナー、学会誌
※市民公開講座は除く
講師・演者 3単位 受講した場合は参加者単位に加算する
参加者 7単位  
論文※1 10単位  
本機構関連団体※2主催の学術集会、セミナー、学会誌 講師 2単位 受講した場合は参加者単位に加算する
参加者 5単位  
論文※1 10単位 大腸CTに関するものに限る
本機構が認定した研究会、セミナー等 講師 1単位 受講した場合は参加者単位に加算する
参加者 3単位  
本機構が主催した更新講習会 参加者 5単位  

※1: 原著、資料、ノートなど査読ありの学術論文に限る
※2: 日本CT検診学会は「学術集会」と「夏期セミナー」
   日本消化管Virtual Reality学会は「学術集会」
   日本X線CT専門技師認定機構は「スキルアップセミナー」
主催者の単位登録申請はこちらよりお願いいたします。

 

更新の条件(症例)

更新申請に必要な解析数(機構指定の症例数を含む20症例以上)
本機構指定の
WEBトレーニング
10症例/回 を1回以上【10症例は必須】
学会・研究会などでの
症例検討
関連団体や本機構が認定した研究会などで行われた症例検討
(5年間で10症例以上)

※ 症例数は主催者からの申請によりカウントします

 

更新申請に必要な解析数について

①と②で20症例以上を必要とする。

① WEBトレーニングによる10症例解析を1回以上修了
② 学会、研究会、機構ハンズオンなどでの症例検討:10症例以上
※(②を満たせない場合、WEBトレーニング10症例/1回を2回以上修了も可とする)

 

認定期間の延長措置

資格取得後に傷病、妊娠、出産、育児、海外留学、担当配置換え等の事情により、資格更新に必要な単位の取得や症例数の維持が困難な場合には、申請書の提出により最長2年間認定期間を延長できる。